友人が先週、歯科医院にいったそうです。
そこの医院、患者が増えるごとに診療の椅子を増やし、院内も増築増築、また増築。
気が付くと、フロントから診療台にたどり着くまでが迷路みたいだったと言います。
慕ってくれる患者を少しでも受け入れようとする、地域貢献の姿勢は立派ですが、経営手腕としてはいささか危険です。

個人事業主が一旦成長と拡大に舵を切ってしまうと、経営上、もう後戻りができないんですよね。
それが院内迷路のカラクリです。

特に小規模経営の医院・歯科医院は独特で、他の業種よりも雇い入れる人材が短期雇用のハイリスク群です。
大規模経営で優秀な人材の囲い込みをしている所もありますが、ファームがでかくなると今度は舵取りが効かなくなる。そして個人病院の場合は、たとえ法人化していても実態は院長のワンマン経営である場合がほとんどですので、公然たる企業とは体質が異なります。

また、この業界は立地神話も根強いです。
駅前開業、繁華街、新興住宅地。
開業セミナーで耳にタコができるぐらい説かれるそうです。
昔はそうだったかもしれませんが、今後もその傾向は続くのでしょうか?
好立地に店を構えていることが多い、居酒屋ワタミや白木屋の業績が落ち込んでいますよ?
じゃあ、落ち込んでいる原因は何か知っていますか?
郊外なら儲かるのでしょうか。
全て一言では片づけられません。


経営は生き物です。
その時その場面にあった経営スタイルをばちッと示すことが重要です。そうじゃないと、従業員なんていたら尚更かわいそう。


また、技術者であれば、ある程度仕事ができるようになるとその先の大きな選択をしなければなりません。
このまま技術の向上に時間を費やすのか、もしくは金銭的な利益を追求するかです。
日本の教育では、技術があれば利益も後からついてくるだの、潤っている会社はそれだけ技術を有しているからだと言われがちですが、実はそれは正しくありません。ただの後付けです。
とはいえ、おじさんもそう言われ続けて育ってきましたので根本から脱却しているわけではないですけどね。


・あなたが、従業員として生きるならば、高いパフォーマンスの維持と独自性、それを評価してくれる職場に在籍する必要があります。


逆に、

・個人経営者として生きるならば、自己の経営母体の将来像を見据えて「利益と需要のバランスをとる」必要があります。
ここで大切なのは、決して「利益を追求する」のではありません。
経営上のリスクがあるならば、時として一部の顧客や高いパフォーマンスを有する人材は不要と決断することさえありえます。
利益を追求するのは、「企業」がすることです。
企業は出資者が存在するので、利益を追求しなければなりません。

日本ではなかなか育たない、従業員と雇用主以外の「投資家」という第三の目線。
投資家、やっぱり結構おもしろいですよ☆

とか言いながら、好きな子とおしゃべりしたり、一緒に寝たりするんが一番の幸せだったりするんですけどね。

最近アクセスが増えてきたので、たどたどしいですが、引用もなく自分の言葉で頑張って投資論を記述してみました。
おわり。