「0から1をうみ出すゆるゆる投資術」

0円おじさんです。 株式投資に失敗した悲壮感漂う中年です。その絶望体験をエネルギーに変え、できる限りの小資本で(0円〜)人生を再構築していきます。 <記事の主な内容> ・アルバイト ・メルカリ ・ジモティー活用 ・投資(反面教師として)うんちく 過去に株式のうんちくや投資法をコツコツ記事にしていましたが、その投資手法を「当の本人が全く守らず失敗」し、とうとうほぼ無一文になってしまいました。ですので、株式投資は休業状態です。 おじさんというと、臭い汚いというイメージが先行しがちですが、若者にはないおじさんの魅力を発信していきます。おじさんにしかできないことだってあるんだ!!そんな悲壮感漂うおじさんの0円ライフを垣間見て下さい。ねぇ、・・・誰かかまって。 IMG_6372

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Tag:上場廃止

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大きな反発も無く、ズルズルと下降線です。
出来高がまぁまぁあるのは数円抜き勢の影響でしょう。出来高こそそこそこあるものの、ここからストップ高を連発したり、50円を超えて来たりというのは期待できそうにはありません。
もはや注目されている様子も無いので、このままさらに1桁へと向かい上場廃止を迎えそうです。

<超低位株28>
中外鉱
レカム(未保有)
小僧寿し
アゴーラHG
音通
ポラリス(旧名:価値開発)
エルアイイーエイチ
テイツー
昭和HD
エス・サイエンス
堀田丸正
エコナックHD
ファンドクリエーション(未保有)
ピクセラ
ウェッジHD(未保有)
RED
キムラタン
FHTHD
燦キャピタル
文教堂HD
アジアゲートHD
イントランス
RISE
ヤマノHD
新都HD
エイシアンスター
日本精密
RVH

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今の所、反発やお祭りの兆しは見えません。
2日連続ストップ安の後、3日目に30円付近で寄り付いて、その後ズルズルと後退。4日目で、22円まで下がってきました。
出来高はあるんで、ワンチャンの可能性が消滅したわけではありませんが、現状特に大きな動きはないです。カーテン屋に祭りを期待するのは酷ですかね。

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大黒屋は80円付近まで下げてからの反発。1日前にはピーク値で130円を超えたのに、下落って一瞬ですね。

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「五洋インテックスの野郎、飛びやがった」
「マジでふざけんなよテメー!!」
の心境です(笑)

株主に、御社商品の抗ウイルスカーテンを配りなさい!!在庫あるんでしょ!!

いやいやいや、疑義もついているし不良銘柄なのは重々承知ですが、自分が買ってわずか数日で速攻上場廃止のスピードに脱帽です。このスピード感、なかなかないですよ。
まぁ、ある意味この超低位株投資の醍醐味を味わったことにはなりますが。

いやぁ、しかしまさかまさかですねぇ・・・。テラやアジア開発キャピタルなどのしぶとさを見習ってほしい。
売り注文を出すのも忘れていたくらいです。まぁ今日はザラ場は売買成立していなかったんでおそらく結果一緒ですけど。夜は夜で、時間外取引で売ろうかと思ったら、居眠りしてしまって売り損ねました。


上場廃止株の末路は、寄りついてからは2パターンの動きをします。
・派手な動きも無く株価は1桁台に終息していくタイプ(過去の例:レナウン、LCAHD)
・派手な動きで株価乱高下タイプ(過去の例:タカタ、スカイマーク)


五洋インテックスはどちらでしょうか? 正直読めません。
理由は2つあります。
・派手な動きもなく終息要素:業績はすでに以前から悪く、株価も元々低い。こうゆう場合は祭りになりにくい。
・派手に動く可能性:とにかく上場廃止決定が早すぎたので、捕まっている大口投資家がいる可能性がある。
・派手に動く可能性:前述の通り、近年は株価は低迷していたが数年前を振り返ると2019年には1000円を超えていた時もあり、古参ホルダーが仕掛けてくるかも。ナンピン買いからの株価つり上げ売却の可能性。

こうやって考察すると・・・もしかするとワンチャンあるかもですね(笑)





上場廃止理由は、以下同社HPより引用です。

株式会社東京証券取引所(以下「東証」という)の上場廃止の決定及び整理銘柄 の指定理由は次の通りとなります。

五洋インテックス株式会社(以下「同社」という)が 2019年12月5日に 2020 年3月期第2四半期報告書の訂正報告書(以下「訂正四半期報告書」という)を提出 するまでの間、真正な四半期レビュー報告書を添付した四半期報告書が提出されて いない状況において、訂正四半期報告書の提出を要する旨の適時開示を何ら行って いなかった件について、同社の内部管理体制等について改善の必要性が高いと認め、 2020年3月12日に同社株式を特設注意市場銘柄に指定しました。


(内部管理体制の改善状況)
今般、当該指定から1年が経過した2021年3月12日に同社から提出された内部 管理体制確認書(以下「確認書」という)の内容等を確認したところ、以下の状況 等が明らかとなりました。

・同社が2021年2月19日に開示した改善計画に記載の改善策の実施状況に関して、再発防止プロジェクトの実態や、会計監査人との連携状況などにおいて、虚偽の記載 が複数箇所でなされていること

・同社は、人材不足が生じる中で、改善計画の開示までに、特設注意市場銘柄への指定後 11か月を要し、また、改善計画の開示後においてもなお、この状況が改善せず、更な るスケジュールの遅延等が認められるなど、改善策が適切に実行されていないこと

・確認書において、虚偽の記載や記載すべき事項の未記載が複数箇所で確認されるととも に、審査過程での日本取引所自主規制法人からの照会に対する回答が長期間行われない 状況が複数回発生するなど、同社の対応に不適切かつ不誠実な状況がみられたこと

・同社において、2020年6月末の定時株主総会での役員の全面刷新後においてもなお、新たに役員に就任した前代表取締役及び管理担当取締役が主導する形で、複数の取引が、取締役会での決議等、必要な社内手続きを適切に経ることなく、実施されていたこと

・取締役会の議論を経て同社が解約したものと同様の契約が、前代表取締役の指示により、子会社で新たに契約されるという取締役会の意思決定を実質的に無効化する行為が行わ れ、かつ、管理担当取締役だけでなく、管理部門や内部監査部門の複数の管理職もこう した状況を看過していたこと

・同社が2021年2月に実施した重要規程の改訂には、取締役会のチェック機能を弱体 化する内容(一定額以上の取引について取締役会の承認決議を必須とする条文を削除) が含まれていたにもかかわらず、当該改訂の影響について役職員が適切に認識していな いなど、管理部門には、内部管理体制を適切に構築するために必要十分な能力を有する 人材が欠如していること

・常勤監査役は、他社での顧問としての活動に多くの時間を割いているため、同社の常勤 監査役として十分といえるまでの勤務実態が認められず、また、稟議決裁の状況を十分 に確認していないなど実質面でも適切な活動を行っていたとは評価できないこと

・社外役員についても、改善計画の詳細な内容を適切に把握しておらず、その結果、改善 計画上の自らの役割を十分に果たすに至らないなど、その活動が十分とまでは評価でき ないこと

・同社が、2021年4月に臨時株主総会を開催して役員選任を実施するにあたり、改善 計画で定めた、取締役会での候補者決定前に実施すべき選定プロセスを遵守しなかった こと 上記のとおり、当該指定から1年を経過した時点においても、同社においては、内部 管理体制等の改善の前提となる役員体制、組織体制や規程等が未だ実質的に整備されて いない状況が継続しており、確認書提出後においても、同社が示した予定のとおりには 改善が進んでいませんでした。また、開示された改善計画の記載が一部虚偽であること、 取締役会の意思決定を実質的に無効化する行為が行われていたこと、改善策で定めた選 任プロセスを遵守しない役員候補者の選任が改善計画の開示後においてなお行われたこ とが明らかとなるなど、同社役職員には、規程遵守を含めたコンプライアンス意識の改 善は進んでおらず、同社の内部管理体制等について改善はなされなかったと認められま した。


(改善の見込み)
特設注意市場銘柄への指定後、既に1年3か月以上が経過していること及び以下の 状況等を鑑み、改善の見込みについて検討した結果、同社の内部管理体制等について、改善の見込みがなくなったと認められました。

・同社は、2021年4月30日に代表取締役の異動を開示しているものの、同年6月7日に、2021年3月期定時株主総会の開催延期を開示しており、内部管理体制の改善 のために必要と考えられる社外役員も含めた同社の役員構成全体の抜本的な刷新すら速 やかに実行される状況には至っていないこと

・同社の管理部門・内部監査部門における人材不足、コンプライアンス意識の欠如を抜本 的かつ速やかに改善するための、必要かつ十分な人員増強及び刷新等を伴う具体的かつ 実効的な対応が、十分かつ速やかになされるとは認められないこと

・同社においては、内部管理体制等に関する問題の所在が十分に理解されておらず、その 結果、改善を要する個別・具体的項目について、審査過程で指摘を受けてはじめて改善 の必要性を認識するという状況が継続しており、これまでの改善計画の策定・実行遅延、 不履行等を十分に補うと評価できる内部管理体制等の改善のために必要十分な改善計画 があるとは認められないこと。加えて、特設注意市場銘柄指定を継続したとしても、そ の改善期限である指定から1年6か月内に、内部管理体制等を適切に改善するための対 応について、十分な運用実績が確保されるとも認められないこと

(結論) 以上のとおり、同社は、内部管理体制等の改善がなされず、かつ、改善の見込みがなく なったと認められることから、同社株式の上場廃止を決定し、整理銘柄に指定することに しました。 

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五洋インテックスの被害は食らってしまいましたが、一方で、株価上昇中の大黒屋もまだ売ってないんですよね。忘れてました。
大黒屋・・・まるで、五洋インテックスの含み損を打ち消すかのように株価が上がってくれています。しかし、そろそろ天井圏だと思います。

去る4/30に、7月付で上場廃止が決定しているオンキヨーが突如動意づきました。
最安値4円を付けてから9円まで急騰。

この様な値動きをすると、「もしかして、上場廃止が撤回されるのでは?」と期待する人もいるようですが、そのような可能性はほぼほぼ0です。上場廃止前にオンキヨーを支援する団体や企業が現れる可能性自体はわずかに考えられますが、それがあったとしても上場廃止決定とは別物です。決定は決定ですので基本的には覆りません。
かつて上場していた航空会社、スカイマークの上場廃止時も大手オリックスが支援に乗り出すという報道がされて一時株価が急騰したのですが、結局は支援の有無に関係なく上場廃止に至っています。

なので30日の動きは、単にマネーゲーム、いわゆるお祭りの動きですね。
GW前に仕掛けてGW後にどう動くか、マネーゲーム好きならウズウズする展開ではないでしょうか?
30日当日だけでも、4円で株が買えた人は2倍の8円で売れた局面もあったわけなのでリスクは激高ですが、資産を大きく増やすチャンスという目で見る人もいます。
ただし、確実に言えることは「上場廃止までのいつかには必ず1円に近づく株価になる」のは決定事項ですので、くれぐれも火遊びにはお気をつけ下さい。



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超低位株投資のデメリットを挙げます。

・株数が多すぎて株価変動が小さい会社もある

・一般投資家が多くカモにしやすいので仕手筋に操作されやすい

・ボラティティ(価格変動の激しさ)が低く上昇相場でも無風な時もある

・倒産や上場廃止のリスクが他銘柄に比べて高い

・ほとんどの会社で配当金が無い

・一般投資家の不利な条件で増資をしがち(株式の希薄化)

・一般投資家が参入しやすいということは一時的に急騰しても高値掴みしている投資家の売り圧力も強く元値に押し戻されることも多い

・会社の将来性や成長力が低いことが多い

・仕手化されていなければ日々変化に乏しい値動きでワクワクしない

選定条件

・株価が1株あたり100円以下であること

・時価総額100億円以下であること(100億円を超えれば売却)

・上場廃止、株式併合等、条件変更が加わる場合は売却可(例:現オンキヨー)

・未保有対象株が95円にまで下がれば購入可(5円の幅をもたせることで、100円境界株の高頻度売買を避けます)

・保有対象株が105円を上放れした場合は売却可(5円の幅をもたせることで、100円境界株の高頻度売買を避けます)

・100株のみ保有

なので、この条件には当てはまらない会社、例えば株価12円のランド(8918)みたいな低位株は対象外です。ランドは低位株の常連ですが、時価総額約150億円です。株数多すぎですね。
株価7円のアジア開発キャピタル(9318)も時価総額200億円超えです。これも株数が多すぎなわけです。

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本日取引最終日。
値動きに関しては、おじさんの予想通りと言えるのではないでしょうか。おおよそ前回(5/20)記載した通りでした。

・大きな祭り相場(マネーゲーム)にはならない
・最後は1桁台で終わる

といった具合。
そりゃそうですよね。何が楽しくてこんなローリターンハイリスクな株いぢる必要があるかを考えれば。
ハイリスクハイリターンでよければ、今なら他にもっと楽しい値動きする株がたくさんあります。
テラやアンジェス、DLEなどバッコンバッコン株価が変動しますので、レナウン触る時間が無駄。

というわけで、とりあえずレナウンは4円でフィナーレでした。
まぁ、無価値の株に4円という値段が付くのもおかしな話ですが。レナウンに関しては、万が一にも可能性なさそうですが、再上場したとしても今の株式が価値を持つことはありません。
取引最終日に、めんどくさくなって売り方が売りを諦めるというのはあるにしても、無価値の株を今から4円で買いに向かう人って、一体何を考えているんでしょうね。昔と違って、株券すら発行されない電子クズに値段がつくなんて。株の世界は奥が深いです。

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既報の通り、経営破綻のレナウン。
昨日のストップ安を経て、本日は値段が付きました。上場廃止最終日までには、株価はさらに下落していくのでしょうが、一旦は20円前後に落ち着いたようです。
廃止が決定している以上、株にはもう価値がありませんのであとはこの株がマネーゲームの対象になるかどうかですね。

過去を紐解くと、ダイナミックな動きをした上場廃止銘柄が数多くあります。最近ではまだ記憶に新しい自動制御装置、車載エアバッグの大手だった「タカタ」の祭りが有名でしょう。上場廃止が決定し徐々に株価は下落基調の中、ある日10円台前半に接近したところで突如急騰し、連続ストップ高で切り返し、数日間は100円を超える大相場を演じました。
さらに遡ると5年ほど前には、航空会社のスカイマークも、上場廃止前にひと相場お祭りがありました。

様々な会社が、様々な上場廃止を迎えるのでした。
「最後に俺の生き様見とけよ」と言わんばかりの去り方。株式自体はほぼ間違いなく無価値になるのにもかかわらず、タカタやスカイマークは最後まで1円になることはありませんでした。
そんなドラマを演じる会社がある一方、ふつーに1円に張り付いてなんの面白みも無く去っていく銘柄もあります。まぁ、上場廃止ですからどっちかっていうとそちらの方がスタンダードなのかもしれませんが。
かつて、大手コンサル会社の1つに「日本LCAHD」という会社がありました。倒産したベンチャーリンクの親会社です。どちらもかつては一時代を築いた輝かしい会社でした。おじさんも末端従業員として働いていました。なつかしい。
2010年台にはすでに日本LCAHDの業績は長期に渡って低迷、上場廃止前の株価もすでに3円〜4円。廃止決定後は1円〜2円のバーコード。あっけない幕切れでした。
しかし、この会社、上場廃止決定後は確かにあっけなかったですが、廃止決定前の数年間はかなり悪あがきをしていました。資金調達のために、株価1桁台で第三者割当増資を実施するなど異常なほど上場維持に執着していました。とにかく株券を擦りまくって、増資増資延命延命。業態を変えたり大学院開設したり。挙句の果てにはコテージを新規経営するとか言い出したり、もうめちゃくちゃ。あの手この手で瀕死の状態で数年間上場を維持していたので、廃止が決まった時は逆にさびしかったです。

あれ。。。レナウンの話は?
まぁ、おじさん的にはレナウンはあまりおもしろい値動きにはならないと思います。元々すでに70円台の低位だったこともあり、低い価格に層(出来高)が厚い場合は祭りにはなりにくいです。100円を超えるような大相場があればおじさんの予想は外れることになるのですが、多分そんな激しい動きにはならないでしょう。まだ廃止が決定して2日目なので、ホットなうちに一瞬倍ぐらいまではいく可能性もありますが、おそらく比較的早期に1桁台に向かうでしょう。それでも、5円から10円にでも株価が変化する時に株を持っていれば、それはそれで資産2倍ですからね、ギャンブル好きなら参戦してくるかもしれません。おじさんは昔、スカイマークで数万円勝ち抜けましたが、今回のレナウンはパスです。
ハイリスク・ロウリターンとの判断をいたします。

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