まぁ、まずはこれをご覧ください。



前代未聞。
相撲は、仕切りで手をついて開始、足の裏以外が地面に着地して敗北が決まる競技です。
つまりこれは、敗戦行為といって、わざと負けているんです。
しかも3回も(笑)

相手は元三段目経験者みたいですけど(序の口の服部桜からみて、2階級上の位の経験者)。

大相撲のプロの敷居は、他の競技に比べ圧倒的に敷居が低いです。
身長と体重の基準さえ満たせば、ほぼ土俵に上がることができます。

見て下さい。
新弟子検査の身長を測る時でさえ、これですから(笑)




1日で7cmも伸びるんだ。
あっ、背伸び・・・


しかし、相撲は無差別級です。
体重67キロの服部桜が、自分より大きい相手にビビる気持ちもわかります。

おじさんも経験あります。
昔、空手を習ってました。
10級から始まり、2級、1級、初段・・・と昇段(昇級)していくのです。
その過程には、「組手と型」があります。
いわゆる、組手は試合で、型は演武みたいなもんですね。
その両方の評価で合否が出ます。
そして試合は、「自分と近い級」の相手と組まされることが多いです。

しかし、ここがミソなんです。
空手って、流派がたくさんあるんです。

糸東流・剛柔流・和道流などなど。

では、糸東流の有段者が他の流派でも段を取りたい場合はどうなるのか???

そうなんですよ。
10級から始まるんです。

意味分かります?
恐怖ですよ。
時として、「純粋な未経験の10級と他の流派の有段者の10級」が当たる場合があります。

相撲は足の裏以外が着地すれば終わりですが、空手は4分ありますからね。
相手を倒す以外には、自分が意識失うか、怪我するか、試合時間が経過するかしか逃げ道はありません。
死ぬわボケ・・・。

おじさん、7級の時にこれ経験しましたよ。
まさに服部桜!!

なので、服部桜の行為は決して褒められたものではありませんが、格闘技や武道には時としてこうゆう場面にでくわすことがあるということです。

まさに
「男には、負けると分かっていても戦わなければならない時がある」
ですね。

これ、他人には逃げているように見えますが、本人は戦っているんです。

そうゆう目で、この動画をもう一度見て下さい。



うん、はりきって逃げとるな。
最後の方、客席から「恐くない、恐くない」ってヤジ飛んでますね。

まぁ、話をまとめると

「豪栄道は強いなっ!!」

ってことっすわ。