ETFとは、上場投資信託のことです。

投資信託は嫌いですが、マザーズ銘柄が好きなので、今度この商品「東証マザーズETF(2516)」を買ってみようと思います。
株のことを商品とか言うてしまうと、もう末期ですね。

ただ、マザーズと連動ですからねえ、ちゃんと指数として連動&機能するのか、やや不安な面もあります。
日経平均指数とかのほうが無難ではありますが・・・。
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おじさん的にここで特筆したいことは一点。
マザーズ全銘柄数百の中で、上位10銘柄に
「サンバイオ」と
「アンジェス」が入っているんです。
なんか自分の保有している銘柄が注目されてていたらうれしいですね。

ファンドの特色の説明を一応載せておきます(以下、東証マネ部からの引用)。

東証マザーズETFは東証マザーズ指数への連動を目指す日本初のETFです。
東証マザーズETFに投資をすれば、マザーズ市場の約250銘柄全てに投資するのと同じ効果を得ることができます。
マザーズ市場は、東証一部へのステップアップを目指す成長企業が上場する新興市場です。スタートトゥデイ(証券コード:3092)やエムスリー(証券コード:2413)といった一兆円企業もマザーズからスタートしています。
最近では、ITやテクノロジーの進化から新規上場企業が増加しており、マザーズは産業の変化の兆しを捉えることのできる市場となっています。

以下は、マザーズ市場から東証一部への主なステップアップ銘柄です。現在のマザーズ市場にも、このような将来の大型株が含まれている可能性があります。

<時点>2017年12月末のデータ
<出所>東京証券取引所

新規上場は、08年以降減少しましたが、2012年から再度活性化しています。その結果、マザーズに上場している企業数も増加傾向にあります。

<注>期間:2005年より2017年まで、左軸は上場企業数を、右軸は新規上場企業数を表しています。
<出所>東京証券取引所

なお、東証マザーズETFは貸借銘柄に選定される予定です。信用取引による買い建ても、売り建てもできます。
すなわち、東証マザーズETFにレバレッジをかけた取引や、ショートすることも可能です。

連動指標のパフォーマンス

東証マザーズ指数は、マザーズ市場に上場している全銘柄で構成されます。
各銘柄の構成比率は時価総額加重、すなわち時価総額が大きいほど比率が高くなります。

<注>日経平均株価は2003年9月12日を1000とし指数化
<出所>東京証券取引所

東証マザーズ指数は、03年9月に算出が開始されました。04年9月に一旦ピークを付け下落、06年1月に再度ピークを達します。

そこから、ライブドアショックにより新興株への信頼が失われたことにより、指数値は大きく下落しました。リーマンショック後の08年後半には、ピークの1/10まで下落しました。

東証マザーズ指数が再度力強く上昇するのは、アベノミクスによる12年末以降です。指数は上げ下げを繰り返しながらも、上昇トレンドで推移してきました。

指数値は5年ほど上昇傾向にありますが、ピークの06年には遠く及ばない水準です。

連動指標の主要構成銘柄

東証マザーズ指数は、マザーズ市場の全銘柄で構成されます。ここでは上位10銘柄を見てみましょう。

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<時点>*1時価総額と構成比率は2017年12月末時点、*2構成比率は浮動株調整が行われるため時価総額の構成比と乖離があります。
<出所>東京証券取引所

上記のように、SNS、ゲーム、テクノロジー、バイオ、AIといった銘柄が中心になっています。
製造業や金融など伝統的な企業が多くを占める日経平均やTOPIXとは大きく異なります。