超低位株も、会社の事情は様々です。
黒字、赤字、疑義注記、注目度(出来高)、株主優待の有無、配当の有無などの観点から会社の考察をしてみます。

<疑義注記8社>
ピクセラ
キムラタン
燦キャピタル
RED
FHTHD
文教堂HD
イントランス
新都HD

まぁ、疑義注記大好きおじさんからすればお馴染みの顔ぶれです。
主観にはなりますが、意外に疑義注記でもしぶといですよ?実際はなかなか倒産しません。あの手この手で生き残りを図ろうとします。今年もだって上場廃止は、オンキヨーだけでしょ。そのオンキヨーですら上場廃止ではありますが、倒産ではないですからね。
そして、その様な疑義のついた会社にわざと近づいて、助けるフリして暴利をむさぼろうとする連中(企業やファンドや個人)もいます。だからなかなか倒産しないんですよぉ。まぁでもヤバいぞこの会社っていう指標にはなります。それが疑義注記♪
上記の会社の中には、新都HDのような疑義注記歴10数年の猛者?も含まれています(笑)

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っていうか、疑義注記という用語はみなさん御存知でしょうか???
疑義注記とは、「継続企業の前提に関する注記」のことです。
企業が将来にわたって事業を継続するとの前提を「ゴーイングコンサーン」といいますが、連続した赤字や売り上げの著しい減少などにより、事業の継続に問題が生じた場合には、財務諸表などに注記することが義務付けられています。疑義注記の付いている銘柄は、それなりのリスクがあることを認識しておきましょう。
↑SMBC日興証券から引っ張ってきました。

ってか証券会社のくせに、説明わかりにくっ!!
要するに疑義注記とは、「他の会社よりは倒産するリスク高いでぇ」ってことです。
企業の活動って、そもそもみなさんわざわざ意識しないとは思いますが持続・継続するのが前提なんですよね。

考えてみりゃ、そりゃそうでしょ?
もし、任天堂が1年後につぶれるかもって感じだったら、任天堂スイッチやマリオのゲームはここまで普及しないでしょ?
トヨタ自動車が半年後に無くなるかもしれない。部品とかの交換修理も出来ない可能性があるとしたら、安心してトヨタ車買えますか?
継続するのが前提の資本力と信頼があるからこそ製品にも安心感があるのです。

なので、逆を言いますと「疑義注記の会社」はそういった企業としての連続性や継続性に黄色〜赤信号が点灯しておりますよって会社なんです。

まぁ、株の初心者さんはこういった言葉を少しずつ蓄えていって下さいな。
そのうち「債務超過」って言葉にも行きつくことでしょう。

<超低位株29>
不二サッシ
中外鉱
アゴーラHG
小僧寿し
大黒屋
音通
エルアイイーエイチ
INEST
テイツー
昭和HD
エス・サイエンス
堀田丸正
エコナックHD
ファンドクリエーション
ピクセラ
キムラタン
燦キャピタル
RED
PATH
FHTHD
文教堂HD
イントランス
アジアゲートHD
RISE
ヤマノHD
新都HD
エイシアンスター
日本精密
RVH