「0から1をうみ出すゆるゆる投資術」

0円おじさんです。 株式投資に失敗した悲壮感漂う中年です。その絶望体験をエネルギーに変え、できる限りの小資本で(0円〜)人生を再構築していきます。 <記事の主な内容> ・アルバイト ・メルカリ ・ジモティー活用 ・投資(反面教師として)うんちく 過去に株式のうんちくや投資法をコツコツ記事にしていましたが、その投資手法を「当の本人が全く守らず失敗」し、とうとうほぼ無一文になってしまいました。ですので、株式投資は休業状態です。 おじさんというと、臭い汚いというイメージが先行しがちですが、若者にはないおじさんの魅力を発信していきます。おじさんにしかできないことだってあるんだ!!そんな悲壮感漂うおじさんの0円ライフを垣間見て下さい。ねぇ、・・・誰かかまって。 IMG_6372

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Tag:レナウン

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本日取引最終日。
値動きに関しては、おじさんの予想通りと言えるのではないでしょうか。おおよそ前回(5/20)記載した通りでした。

・大きな祭り相場(マネーゲーム)にはならない
・最後は1桁台で終わる

といった具合。
そりゃそうですよね。何が楽しくてこんなローリターンハイリスクな株いぢる必要があるかを考えれば。
ハイリスクハイリターンでよければ、今なら他にもっと楽しい値動きする株がたくさんあります。
テラやアンジェス、DLEなどバッコンバッコン株価が変動しますので、レナウン触る時間が無駄。

というわけで、とりあえずレナウンは4円でフィナーレでした。
まぁ、無価値の株に4円という値段が付くのもおかしな話ですが。レナウンに関しては、万が一にも可能性なさそうですが、再上場したとしても今の株式が価値を持つことはありません。
取引最終日に、めんどくさくなって売り方が売りを諦めるというのはあるにしても、無価値の株を今から4円で買いに向かう人って、一体何を考えているんでしょうね。昔と違って、株券すら発行されない電子クズに値段がつくなんて。株の世界は奥が深いです。

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既報の通り、経営破綻のレナウン。
昨日のストップ安を経て、本日は値段が付きました。上場廃止最終日までには、株価はさらに下落していくのでしょうが、一旦は20円前後に落ち着いたようです。
廃止が決定している以上、株にはもう価値がありませんのであとはこの株がマネーゲームの対象になるかどうかですね。

過去を紐解くと、ダイナミックな動きをした上場廃止銘柄が数多くあります。最近ではまだ記憶に新しい自動制御装置、車載エアバッグの大手だった「タカタ」の祭りが有名でしょう。上場廃止が決定し徐々に株価は下落基調の中、ある日10円台前半に接近したところで突如急騰し、連続ストップ高で切り返し、数日間は100円を超える大相場を演じました。
さらに遡ると5年ほど前には、航空会社のスカイマークも、上場廃止前にひと相場お祭りがありました。

様々な会社が、様々な上場廃止を迎えるのでした。
「最後に俺の生き様見とけよ」と言わんばかりの去り方。株式自体はほぼ間違いなく無価値になるのにもかかわらず、タカタやスカイマークは最後まで1円になることはありませんでした。
そんなドラマを演じる会社がある一方、ふつーに1円に張り付いてなんの面白みも無く去っていく銘柄もあります。まぁ、上場廃止ですからどっちかっていうとそちらの方がスタンダードなのかもしれませんが。
かつて、大手コンサル会社の1つに「日本LCAHD」という会社がありました。倒産したベンチャーリンクの親会社です。どちらもかつては一時代を築いた輝かしい会社でした。おじさんも末端従業員として働いていました。なつかしい。
2010年台にはすでに日本LCAHDの業績は長期に渡って低迷、上場廃止前の株価もすでに3円〜4円。廃止決定後は1円〜2円のバーコード。あっけない幕切れでした。
しかし、この会社、上場廃止決定後は確かにあっけなかったですが、廃止決定前の数年間はかなり悪あがきをしていました。資金調達のために、株価1桁台で第三者割当増資を実施するなど異常なほど上場維持に執着していました。とにかく株券を擦りまくって、増資増資延命延命。業態を変えたり大学院開設したり。挙句の果てにはコテージを新規経営するとか言い出したり、もうめちゃくちゃ。あの手この手で瀕死の状態で数年間上場を維持していたので、廃止が決まった時は逆にさびしかったです。

あれ。。。レナウンの話は?
まぁ、おじさん的にはレナウンはあまりおもしろい値動きにはならないと思います。元々すでに70円台の低位だったこともあり、低い価格に層(出来高)が厚い場合は祭りにはなりにくいです。100円を超えるような大相場があればおじさんの予想は外れることになるのですが、多分そんな激しい動きにはならないでしょう。まだ廃止が決定して2日目なので、ホットなうちに一瞬倍ぐらいまではいく可能性もありますが、おそらく比較的早期に1桁台に向かうでしょう。それでも、5円から10円にでも株価が変化する時に株を持っていれば、それはそれで資産2倍ですからね、ギャンブル好きなら参戦してくるかもしれません。おじさんは昔、スカイマークで数万円勝ち抜けましたが、今回のレナウンはパスです。
ハイリスク・ロウリターンとの判断をいたします。

とうとう逝ってしまわれたか、レナウン。
経営破綻、民事再生法の申請ですって。

これが、今年に入って初の上場企業の破綻です。新型コロナウイルスの影響で中小企業の破綻が急増していますが、ついに上場企業・大手企業にまで触手が伸びてきました。

レナウンはアパレルの老舗で、ダーバンやアーノルドパーマーなどのブランドで有名です。1980年代〜1990年代にかけては一世を風靡したといえる人気と売れ行きでしたが、バブル崩壊後は長い低迷期に突入しました。
近年はさらに売り上げも落ち込み、財務も脆弱で慢性的な赤字体質でしたので、もともと危機的状況ではありましたが、コロナ自粛でトドメを刺された感じですね。よく色々な株を見たりいじったりしているおじさん的には、特にサプライズニュースだとは思いませんでした。

ここは、株主優待特典として定期的に開催される「花と実の会」という株主限定セールが開かれますので、おそらくこのセール目当ての100株ホルダーが多いと思います。
おじさんも一時期はレナウンホルダーで、なおかつこの「花と実の会」にも行ったことがあります。

レナウンは、ダーバンに代表されるフォーマルなブランドイメージですが、会場にはカジュアルな服も結構あってそれぞれ品質も良いのですが、一世代前なのかな?と感じる古いデザイン性と大量在庫処分感が強くて、結局インナーのパンツを1つ購入しただけで帰宅しました。中年層が結構、商品で買い物カゴをいっぱいにしてホクホク顔で帰っていく姿が印象的でした。

元々の株価も安いので買いやすく、おそらくある程度の人数の個人投資家が来週からのストップ安に巻き込まれるでしょう。しかし、この会社のこの業績で長期で万株握っている鉄人はそうそういないと思いますので、被害人数は多いけれど、個人の被害額はたいしたことないと予想します。ほとんどが、せいぜい100〜1000株ホルダーでしょ。

来月中旬には上場廃止見込みですので、来週からマネーゲームの対象になる可能性があります。
しかし、元々1株78円と超低な割に時価総額が高いので、あまり大きな祭りにならない可能性もあります。

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