Screenshot_2020-05-24-05-29-35-57


おじさんは、ヴィレッジヴァンガードの長期ホルダーでしたが、先週末に全株売却いたしました。
今の株価と将来性を勘案しての決断です。もちろん個人の見解です。投資は自己責任で。

この度の新型コロナウイルスの自粛要請の影響で、ヴィレッジヴァンガードが入っているイオンなどの店舗も一部閉鎖されていました。
おじさん的には、今期は赤字必至の予想。業態的に、来期に繋がる強い材料も見当たらず、有利子負債の多い財務にも不安を覚えます。利益剰余金も今回のコロナの影響で大きく目減りするでしょう。ヴィレッジヴァンガードは配当もありますが、決算次第では減配・無配も充分あり得ます。
優待廃止はおそらく最後の砦だと会社側も認識していると思いますのでそうそう踏み切れるものではありませんが、改悪の可能性は十分考慮すべきでしょう。
実際、数年前に改悪していますしね(昔は条件なしの純粋な割引券でしたが、今は2000円ごとに1000円引きが1枚使用できるというMAXで半額券という仕様に変更されています)。
そして、毎年行われているお宝発掘セールが今回は縮小されてしまい(大阪会場廃止)、保有のお楽しみがひとつ減りました。

悪態ばかりついた記事みたいになっていますが、ヴィレッジヴァンガードはおもしろい会社ですし、大変お世話になりました。コロナの影響が僅少な会社であれば引き続き保有していたかもしれませんが、アフターコロナドンピシャ銘柄でもなければ回復にも時間がかかりそうなので今回売却に至りました。

そして今後さらにヴィレッジヴァンガードのような、いわゆる「優待偏重の銘柄」は厳しい状況が続くのではないかと考えています。