「0から1をうみ出すゆるゆる投資術」

0円おじさんです。 株式投資に失敗した悲壮感漂う中年です。その絶望体験をエネルギーに変え、できる限りの小資本で(0円〜)人生を再構築していきます。 <記事の主な内容> ・アルバイト ・メルカリ ・ジモティー活用 ・投資(反面教師として)うんちく 過去に株式のうんちくや投資法をコツコツ記事にしていましたが、その投資手法を「当の本人が全く守らず失敗」し、とうとうほぼ無一文になってしまいました。ですので、株式投資は休業状態です。 おじさんというと、臭い汚いというイメージが先行しがちですが、若者にはないおじさんの魅力を発信していきます。おじさんにしかできないことだってあるんだ!!そんな悲壮感漂うおじさんの0円ライフを垣間見て下さい。ねぇ、・・・誰かかまって。 IMG_6372

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Tag:倒産

超低位株も、会社の事情は様々です。
黒字、赤字、疑義注記、注目度(出来高)、株主優待の有無、配当の有無などの観点から会社の考察をしてみます。

<疑義注記8社>
ピクセラ
キムラタン
燦キャピタル
RED
FHTHD
文教堂HD
イントランス
新都HD

まぁ、疑義注記大好きおじさんからすればお馴染みの顔ぶれです。
主観にはなりますが、意外に疑義注記でもしぶといですよ?実際はなかなか倒産しません。あの手この手で生き残りを図ろうとします。今年もだって上場廃止は、オンキヨーだけでしょ。そのオンキヨーですら上場廃止ではありますが、倒産ではないですからね。
そして、その様な疑義のついた会社にわざと近づいて、助けるフリして暴利をむさぼろうとする連中(企業やファンドや個人)もいます。だからなかなか倒産しないんですよぉ。まぁでもヤバいぞこの会社っていう指標にはなります。それが疑義注記♪
上記の会社の中には、新都HDのような疑義注記歴10数年の猛者?も含まれています(笑)

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っていうか、疑義注記という用語はみなさん御存知でしょうか???
疑義注記とは、「継続企業の前提に関する注記」のことです。
企業が将来にわたって事業を継続するとの前提を「ゴーイングコンサーン」といいますが、連続した赤字や売り上げの著しい減少などにより、事業の継続に問題が生じた場合には、財務諸表などに注記することが義務付けられています。疑義注記の付いている銘柄は、それなりのリスクがあることを認識しておきましょう。
↑SMBC日興証券から引っ張ってきました。

ってか証券会社のくせに、説明わかりにくっ!!
要するに疑義注記とは、「他の会社よりは倒産するリスク高いでぇ」ってことです。
企業の活動って、そもそもみなさんわざわざ意識しないとは思いますが持続・継続するのが前提なんですよね。

考えてみりゃ、そりゃそうでしょ?
もし、任天堂が1年後につぶれるかもって感じだったら、任天堂スイッチやマリオのゲームはここまで普及しないでしょ?
トヨタ自動車が半年後に無くなるかもしれない。部品とかの交換修理も出来ない可能性があるとしたら、安心してトヨタ車買えますか?
継続するのが前提の資本力と信頼があるからこそ製品にも安心感があるのです。

なので、逆を言いますと「疑義注記の会社」はそういった企業としての連続性や継続性に黄色〜赤信号が点灯しておりますよって会社なんです。

まぁ、株の初心者さんはこういった言葉を少しずつ蓄えていって下さいな。
そのうち「債務超過」って言葉にも行きつくことでしょう。

<超低位株29>
不二サッシ
中外鉱
アゴーラHG
小僧寿し
大黒屋
音通
エルアイイーエイチ
INEST
テイツー
昭和HD
エス・サイエンス
堀田丸正
エコナックHD
ファンドクリエーション
ピクセラ
キムラタン
燦キャピタル
RED
PATH
FHTHD
文教堂HD
イントランス
アジアゲートHD
RISE
ヤマノHD
新都HD
エイシアンスター
日本精密
RVH

超低位株投資のデメリットを挙げます。

・株数が多すぎて株価変動が小さい会社もある

・一般投資家が多くカモにしやすいので仕手筋に操作されやすい

・ボラティティ(価格変動の激しさ)が低く上昇相場でも無風な時もある

・倒産や上場廃止のリスクが他銘柄に比べて高い

・ほとんどの会社で配当金が無い

・一般投資家の不利な条件で増資をしがち(株式の希薄化)

・一般投資家が参入しやすいということは一時的に急騰しても高値掴みしている投資家の売り圧力も強く元値に押し戻されることも多い

・会社の将来性や成長力が低いことが多い

・仕手化されていなければ日々変化に乏しい値動きでワクワクしない

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本日取引最終日。
値動きに関しては、おじさんの予想通りと言えるのではないでしょうか。おおよそ前回(5/20)記載した通りでした。

・大きな祭り相場(マネーゲーム)にはならない
・最後は1桁台で終わる

といった具合。
そりゃそうですよね。何が楽しくてこんなローリターンハイリスクな株いぢる必要があるかを考えれば。
ハイリスクハイリターンでよければ、今なら他にもっと楽しい値動きする株がたくさんあります。
テラやアンジェス、DLEなどバッコンバッコン株価が変動しますので、レナウン触る時間が無駄。

というわけで、とりあえずレナウンは4円でフィナーレでした。
まぁ、無価値の株に4円という値段が付くのもおかしな話ですが。レナウンに関しては、万が一にも可能性なさそうですが、再上場したとしても今の株式が価値を持つことはありません。
取引最終日に、めんどくさくなって売り方が売りを諦めるというのはあるにしても、無価値の株を今から4円で買いに向かう人って、一体何を考えているんでしょうね。昔と違って、株券すら発行されない電子クズに値段がつくなんて。株の世界は奥が深いです。

株券は、もう何年も前に電子化されていますので、実態としての株券は存在しませんが、形式上の表現としては今でもよく使います。

時として「価値の無い紙切れ」に値段がつく不思議な世界、それが株式市場。

H27年1月末、東証一部上場企業のスカイマークが民事再生法を申請しました。

これって、平たく言うと
「もう僕ちゃん、自分の手持ちのお金と力では会社を維持できないので誰か助けて下さ〜い」ってことです。

自力でどうにもならない時に申請する、倒産の一種です。

そして民事再生法が受理されれば、数日〜数か月後には株式市場からは撤退することになります。

上場廃止とも言いますが、それが決まると倒産した会社は「最終的には」その株券・株価はほぼ無価値になります。

あえて「最終的には」といったのですが、逆の表現をすると最終日が来るまでは実は無価値ではありません。

これが俗に言う「祭り」ですね。

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