「0から1をうみ出すゆるゆる投資術」

0円おじさんです。 株式投資に失敗した悲壮感漂う中年です。その絶望体験をエネルギーに変え、できる限りの小資本で(0円〜)人生を再構築していきます。 <記事の主な内容> ・アルバイト ・メルカリ ・ジモティー活用 ・投資(反面教師として)うんちく 過去に株式のうんちくや投資法をコツコツ記事にしていましたが、その投資手法を「当の本人が全く守らず失敗」し、とうとうほぼ無一文になってしまいました。ですので、株式投資は休業状態です。 おじさんというと、臭い汚いというイメージが先行しがちですが、若者にはないおじさんの魅力を発信していきます。おじさんにしかできないことだってあるんだ!!そんな悲壮感漂うおじさんの0円ライフを垣間見て下さい。ねぇ、・・・誰かかまって。 IMG_6372

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Tag:疑義注記

疑義注記が解消されると、市場に安心感が広がりその会社に対する信頼度が回復し、それと共に株価が上昇する傾向にあります。
昨日、超低位株のイントランスの疑義注記が解消され株価も急上昇。一時は一気に100円を超える高騰劇を見せました。

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市場は、「予想外」といったギャップやサプライズに弱いのです。まるでミーハーな女子ですね。
疑義注記が解消される時期なんて、関係者以外は予測なんてできないですから予想外なわけです。
超低位株で株価が1日で10円以上も上がるっていうのはそこそこのインパクトです。あまりないです。

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ただし、超低位株は株価が上がっても「行って来い」になる場合が結構あります。行って来いとは、一時的に株価が上がっても1日〜数日で元の株価付近に戻ることですね。

理由1
いくら超低位株といっても、ほとんどの銘柄が生まれつき超低位だったわけではないので、上値にはそれなりに古参の高値掴みホルダーがいるわけですね。その古株達が、久しぶりに株価が上がるとここぞとばかりに売ってきます。

理由2
超低位株であるがゆえに、株に回せる資金が多い人であれば、普通のサラリーマンレベルでも10000株〜100000株程度の株数でも買えちゃったりするんです。
あなたがとてもチキン野郎だと仮定します。
チキンなあなたは、たまたまイントランスを79円で100000株保有しています。10万株なので、たった1円でも上がるとあなたには10万円の利益が出ます。
イントランスは今日、株価97円となり18円上がりました。あなたの含み益は180万円です。
・・・速攻売るやろ。チキンやし電光石火で売る。
すると板には一気に10万株の売りが降ってきます。そんな投資家が何人もいたら?機関投資家もいたら?
そりゃ行って来いになりますって!!
まぁ、これに関しては補足で、売る方も単位がでかけりゃ買う方も大きく買える人もいるんで一概には言えませんが。

超低位株も、会社の事情は様々です。
黒字、赤字、疑義注記、注目度(出来高)、株主優待の有無、配当の有無などの観点から会社の考察をしてみます。

<疑義注記8社>
ピクセラ
キムラタン
燦キャピタル
RED
FHTHD
文教堂HD
イントランス
新都HD

まぁ、疑義注記大好きおじさんからすればお馴染みの顔ぶれです。
主観にはなりますが、意外に疑義注記でもしぶといですよ?実際はなかなか倒産しません。あの手この手で生き残りを図ろうとします。今年もだって上場廃止は、オンキヨーだけでしょ。そのオンキヨーですら上場廃止ではありますが、倒産ではないですからね。
そして、その様な疑義のついた会社にわざと近づいて、助けるフリして暴利をむさぼろうとする連中(企業やファンドや個人)もいます。だからなかなか倒産しないんですよぉ。まぁでもヤバいぞこの会社っていう指標にはなります。それが疑義注記♪
上記の会社の中には、新都HDのような疑義注記歴10数年の猛者?も含まれています(笑)

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っていうか、疑義注記という用語はみなさん御存知でしょうか???
疑義注記とは、「継続企業の前提に関する注記」のことです。
企業が将来にわたって事業を継続するとの前提を「ゴーイングコンサーン」といいますが、連続した赤字や売り上げの著しい減少などにより、事業の継続に問題が生じた場合には、財務諸表などに注記することが義務付けられています。疑義注記の付いている銘柄は、それなりのリスクがあることを認識しておきましょう。
↑SMBC日興証券から引っ張ってきました。

ってか証券会社のくせに、説明わかりにくっ!!
要するに疑義注記とは、「他の会社よりは倒産するリスク高いでぇ」ってことです。
企業の活動って、そもそもみなさんわざわざ意識しないとは思いますが持続・継続するのが前提なんですよね。

考えてみりゃ、そりゃそうでしょ?
もし、任天堂が1年後につぶれるかもって感じだったら、任天堂スイッチやマリオのゲームはここまで普及しないでしょ?
トヨタ自動車が半年後に無くなるかもしれない。部品とかの交換修理も出来ない可能性があるとしたら、安心してトヨタ車買えますか?
継続するのが前提の資本力と信頼があるからこそ製品にも安心感があるのです。

なので、逆を言いますと「疑義注記の会社」はそういった企業としての連続性や継続性に黄色〜赤信号が点灯しておりますよって会社なんです。

まぁ、株の初心者さんはこういった言葉を少しずつ蓄えていって下さいな。
そのうち「債務超過」って言葉にも行きつくことでしょう。

<超低位株29>
不二サッシ
中外鉱
アゴーラHG
小僧寿し
大黒屋
音通
エルアイイーエイチ
INEST
テイツー
昭和HD
エス・サイエンス
堀田丸正
エコナックHD
ファンドクリエーション
ピクセラ
キムラタン
燦キャピタル
RED
PATH
FHTHD
文教堂HD
イントランス
アジアゲートHD
RISE
ヤマノHD
新都HD
エイシアンスター
日本精密
RVH

以下の全29銘柄中、一番「上場廃止しそう」な会社を選ぶとすれば?を考えていきます。
ただし、上場廃止=倒産ではありません。
最も、以下の構成銘柄は全て超低位株なので極論をいえば全銘柄が上場廃止しそうな候補と言えなくもないですが、今回はその中でも特に!!という会社をおじさん目線で勝手に選定します。

ズバリその会社は・・・

「FHTHD(3777)」

まぁ選定銘柄中、断トツの低株価なので順当といえば順当です。旧名ジオネクスト。この会社、数年前は疑義注記も外れてたんですけどねぇ。株価もまだ70円くらいありました。太陽光発電事業に参入し、売電収入で経営が安定しかけたのですが、国が提示する売電価格の低下などの煽りを受け、不採算の太陽光事業が今足かせになったりしてます。前回の新都HDの記事にも書きましたが、ここも「継続前提に疑義のある会社」です。例に漏れず、絶賛無茶な増資中ですので、それが株価の希薄化につながっているのだと思います。16円とか希薄過ぎるだろ。ガストのオレンジジュース並みの薄さ。すぐに倒産することはなさそうですが、事業が黒字化しないことには上場廃止に近づきますので、一日も早い事業健全化が急務です。

<構成銘柄>
FHTHD(3777)
キムラタン(8107)
ピクセラ(6731)
アゴーラHG(9704)
RISE(8836)
音通(7647)
中外鉱(1491)
エス・サイエンス(5721)
大黒屋(6993)
アジアゲートHD(1783)
小僧寿し(9973)
昭和HD(5103)
RED(3350)
燦キャピタル(2134)
堀田丸正(8105)
ヤマノHD(7571)
テイツー(7610)
エルアイイーエイチ(5856)
日本精密(7771)
文教堂HD(9978)
新都HD(2776)
RVH(6786)
不二サッシ(5940)
INEST(3390)
ブロードメディア(4347)
イントランス(3237)
エコナックHD(3521)
Oak(3113)
エイシアンスター(8946)

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