株券は、もう何年も前に電子化されていますので、実態としての株券は存在しませんが、形式上の表現としては今でもよく使います。

時として「価値の無い紙切れ」に値段がつく不思議な世界、それが株式市場。

H27年1月末、東証一部上場企業のスカイマークが民事再生法を申請しました。

これって、平たく言うと
「もう僕ちゃん、自分の手持ちのお金と力では会社を維持できないので誰か助けて下さ〜い」ってことです。

自力でどうにもならない時に申請する、倒産の一種です。

そして民事再生法が受理されれば、数日〜数か月後には株式市場からは撤退することになります。

上場廃止とも言いますが、それが決まると倒産した会社は「最終的には」その株券・株価はほぼ無価値になります。

あえて「最終的には」といったのですが、逆の表現をすると最終日が来るまでは実は無価値ではありません。

これが俗に言う「祭り」ですね。